Coastal Engineering Journalに能登半島地震津波の合同調査報告が掲載されました

  • July 2, 2024
  • Contents
    • 土木学会海岸工学委員会が中心に行った能登半島地震津波の合同調査報告が掲載されました.
    • 研究室からは森,宮下が事務局として参加しました.
  • Manuscript
  • Abstract
    • 2024年1月1日16時10分(日本時間)、石川県能登半島沖を震源とするMw7.5の地震が発生した。この地震は、強い揺れ、強い地盤変動、斜面崩壊、液状化、火災、津波など、能登半島の各都市に連鎖的な災害影響をもたらした。津波は地震発生から数分後に珠洲市に到達し、最終的には石川県から新潟県までの沿岸約340kmに及んだ。土木学会海岸工学委員会では、津波による陸上への影響を把握するため、組織的な事後現地調査を実施した。本研究は、事後の現地調査結果を要約し、津波浸水高と遡上高の実測値を用いて津波の挙動と被害に関する一般的な理解を提供するものである。