研究室ゼミの方針
ゼミを通して.知識の習得方法を身につける,知識そのものの収得,論理的考察能力および発表能力を身につけることを目標としています.年間を通して定期的に開催し,じっくりやっていきます.ゼミ以外の時間は自由にやって下さい. ゼミは,前期と後期で方針を大きく変えています.
- 前期:これから進める研究のレビュー
- 後期:研究の進行状況と方向性のチェック
前期は,国内外における研究テーマの動向を把握し,自分の研究の位置付けとオリジナリティーを考えます.後期は研究の進展のチェックに力点をおきます.年間を通して,1つの研究テーマがまとまるように長期的な展望を持って下さい.
実施方法
実施方法(前期)
今年度前期ゼミの進め方
- 日時:毎週木曜日15時開始(教員の予定で多少ずれる可能性あり)
- 場所:研究室ゼミ室
- 注意:少なくともスライドは英語で用意すること
概要
- 前回からの進展(研究,授業)
- 論文のレビューを隔週(A,Bグループ毎)で担当する.
- 持ち時間1人最大30分まで
- グループ分け
- A)Iida, Pancho, Ohata, Yamsaki , B4
- B)Xinyu, Sato, Ito, Fujimoto, Yao, B4
担当者のすべきこと
- 前回からの進展(研究,授業)について
- 前回のゼミから2週間の間に行ったこと,得られた結果,失敗した結果,行き詰まっていること,授業で行ったことなど,何でも良いので研究・教育に関連した進展をPowerPointにまとめて発表して下さい.
- 論文のレビュー
- 自分の卒論・修論テーマに関連する論文を読み,その内容について紹介して下さい.関連する他のグループの研究成果を客観的に分析することは,自分の研究の位置づけが明確になるだけでなく,卒論・修論作成時の序論にそのまま使えます.このため,研究の初期段階でしっかりレビューを行うことは非常に大事です.
- レビューにあたっては以下の点に注意してPowerPointを作成して下さい.図面や数式を適宜入れて,わかりやすくまとめて下さい.
- タイトル,著者,雑誌名,発表年
- 研究の主目的
- 手法
- 得られた結果
- まとめ
- 個人的に思ったこと(総評)
割当量は以下の通りです.
- 院 生:M1-2編/回,M2-3編/回以上(英文論文の場合は1編/回)
- 4年生:1編/回以上
発表資料とレビューする論文については,必ず人数分のコピー(白黒)を持って来て下さい.ほとんどの論文は京大図書館(KULINE)のオンラインライブラリーで手にはいるはずです.PowerPointで説明する場合は,紙の発表資料はいりません(論文は要ります).
実施方法(後期)
今年度後期ゼミの進め方
- 日時:毎週木曜日16時開始
- 教員2名の内,1名の出席が可能な場合に開催
- 場所:研究室ゼミ室
概要
- 各自研究内容の進展の確認
- 持ち時間一人約30分
- グループ分け(A,Bチーム交互)
- A: Chen Pancho Sato Ohata Fujimoto
- B: Iida Okada Ito Yamasaki
担当者のすべきこと
後期のゼミは,研究の進捗状況報告をメインに行います.
- 前回からの研究の進展について
- 前回のゼミから2週間の間に行ったこと,得られた結果,失敗した結果,行き詰まっていることをPowerPointにまとめて発表して下さい.
- 前回からの進展がわかるようにまとめてください.
- 失敗したこと,困っていることについても臆せずにどんどん発表して下さい.
- ゼミで作成した資料を,卒論・修論の発表,学会発表で使うことをイメージして資料を作成してください.
- 論文のレビューは必要に応じて行っても良いですが,力点は研究の進展に置いて下さい.